《陶製鳳凰型龍文蓋物》
商品説明初代 宮川 香山
明治期

高さ－102㍉ 最大幅－165㍉


米国東部から持ち帰りました。
目立つ傷のない極めて状態の良い蓋物です。
現在は珊瑚の把手のある凝ったつくりの蓋ですが、制作時は陶製の火屋であった可能性があります。元々は香炉であった可能性の高い品です。


初代 宮川 香山（1842～1916）

天保13年（1842）、楽長造の四男として京都真葛原に生まれました。明治4年（1871）横濱太田村に開窯し、明治9年（1876）フィラデルフィア万国博覧会での受賞を皮切りに各国の万国博覧会、内国博覧会で数々の賞を受賞します。明治29年（1896）には陶芸界からは二人目の帝室技芸員に任命されました。近現代の陶芸作品のうち国指定の重要文化財は5点ありますが、そのうちの2点（東京国立博物館蔵《高浮彫渡蟹水盤》、《黄釉錆絵梅樹文大瓶》）が初代宮川香山の作品です。（C.T）
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